でも、その前に恋人もいないしどうしよ..
ということで、恋人探しなら「婚活のプロ!に」ということで、婚活エージェントのマネージャーに婚活市場と婚活のテクニックについて詳しく聞いてみました。
今回、インタビューさせていただいたのは、結婚相談所大手「パートナーエージェント」の橋爪マネージャーです。このお方、婚活市場についてかなり詳しいです。
インタビューした人
パートナーエージェント 橋爪 マネージャー
婚活する人、増えてます!
2016年、2017年は婚活サービスによって結婚する人が急激に増えていて、婚活エージェント(結婚相談所)、マッチングアプリ、パーティなどで結婚する人が増えているそうです。
サービスの中でも、特に増えているのがこの3つ「婚活サイト(マッチングアプリ)」「結婚相談所」「婚活パーティ」です。
合コンは、もはや少なくなっている様子で、マッチングアプリは特に伸びています。
激化する婚活競争!
国の調査によると、未婚男女1,800万人ほどいて、そのうち、45%の810万人が恋人がいないそうです。※国勢調査 2012より
そして、未婚&恋人なし「810万人」のうち、将来結婚を希望している方は70%の「560万人」となるそうです。
出典:内閣府 平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書
一方、結婚したい人は多い傾向ですが、生涯未婚率は、年々増加しています。結婚したいけど、身近にいないなどで、できない人が増えています。
出典:男女共同参画白書 平成25年版
どうやって婚活する?
「一体どうやって婚活するのか?」というところが疑問としてわきますが、市場に詳しい橋爪さんに代表的な婚活方法について、メリット・デメリットもお聞きすることができました。
合コン、知人の紹介
「カンパーイ!」という掛け声とともに、初対面の男女が飲みの席で、出会うパターンです。婚活というと、真っ先に思いつくのが合コンや友人の紹介ですが、良い点と悪い点があります。
良い点
最近では最もオーソドックスな出会い方となり、形式も飲み会ということで、歓迎会や送別会の延長で、気軽に参加しやすいのが、良い点です。
悪い点
一方、良いも悪いも「幹事」次第という点があります。幹事の集める女性によっては、とんでもない男女のアンマッチを起こすパターンもあります。
費用
費用は、飲み代+女性の飲み代の一部または全部。20代前半なら、男女割り勘、30代なら、男性が多めに払うといった形で、年齢が上がるに従い負担する額も大きくなる傾向にあります。
1回で会える女性の人数は、2人~4人とすると、必ずしも安いとは言えないかもしれません。自分で幹事をする方法もありますが、ぶっちゃけかなり手間です。
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マッチングアプリ(婚活・恋活アプリ)
最近、人気はコレ!
デジタルネイティブ世代、ネットでの出会いが標準になった若い人の間では当たり前となり、2018年あたりから急速に、普及しはじめたのが、マッチングアプリです。
ペアーズ、ゼクシィ縁結び、Omiai、With、タップル、ティンダーなどと、どれか聞いたことあるかもしれません。もしくはまわりで試したことある人もいるかもしれません。
本人確認がほぼ必須で、運営が365日24時間監視していることもあり、かなり安全に出会えるようになっています。
良い点
良い点は、流行りということもあり、若い人がかなり登録していて、活動の仕方次第では、非常に多くの女性と会える点です。
費用も月3000~5000円ほどと、婚活サービスの中ではかなり安いので、利用者も多いです。
悪い点
気軽に始められるというのが、メリットな一方、デメリットでもあります。女性は無料だったり、1000円未満のアプリも多く、登録している女性がかなり本気度が低い可能性もあります。女性からすると、非常に多くの男性からメッセージやいいね!が届くので、簡単に連絡が途絶えてしまうこともあります。
ハイスペック男子やイケメンは、有利ですが、かなりの人数に出会ったのに、結局誰とも恋人にならなかったという事態も多々あり、フツメン以下は苦戦を強いられるのが、特徴でもあります。
費用
費用も月3000~5000円ほどと安めです。本気ならオプションも追加できるので、もう少し金額が上がる場合もあります。
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婚活パーティ・異業種パーティ
積極的な男性ならコレ!
意外に利用していない人も多いですが、パーティでの出会いもアリです。合コンやアプリだと、なかなか会うのに手間がかかるので、大人数の中から一気に探してしまうおうというのが「婚活パーティ・異業種パーティ」です。
良い点
まず顔と顔を合わせて会話からスタートするので、好き嫌いのフィーリングを大切にできます。1つのパーティで小規模だと男女5対5、大規模だと男女あわせて300人と大小様々です。
1つのパーティで多くの女性と会話できるので、出会いの幅もそれだけ広がります。また、100人規模だと、色々な女性と出会えるので、慣れてくると、学園祭やお祭り感覚でとても楽しいというメリットもあります。
悪い点
本人確認を行っていますが、やはりサクラやビジネス目的の女性も多いようです。また、イケメンがいると、手ごわいライバルとなるので、苦戦を強いられるかもしれません。
あと、初対面で会話を広げられるコミュニケーション力と、愛嬌や度胸が必要なところがあります(慣れということもありますが)
費用
1つのパーティでおおよそ4000円~8000円くらいです。コスパは悪くないかと思います。
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婚活エージェント・結婚相談所
「いつまでに結婚したい」など本気ならコレ!
プロのコンサルタントに相談しながら、結婚相談所に登録して、同じく登録している女性と出会う方法です。女性の探し方~出会い~結婚までの進め方など詳しくアドバイスしてくれる会社もあります。
良い点
まず、何より良い点が、プロがコンサルティングしてくれるので、自分にホントにあった人が見つかる可能性があるということかと思います。「恋は盲目」なんて言葉がありますが、結婚相手を自分で選んで失敗し、離婚する人も少なくありません。将来のパートナー選びをプロが手伝ってくれるのは、良い選択なのかもしれません。
また、登録している人は本人確認がしっかりして、そして何より「本気度が高い」ということです。結婚という目的があるので、出会いに対して登録者が積極的です。
メンバー検索が利用可能な会社だと、プロフィールから相手を探せるというメリットもあります。
婚活中は、活動の改善点もアドバイスしてくれるので、人間としての成長も期待できるかもしれません。
悪い点
費用が、やや高いというのが一番のデメリットになるかとも思います(ただ、人生のパートナーを見つけられるという点では、安いかもしれませんが)
相談所に何度か足を運ばないといけないということもデメリットかもしれません。ただ、エン婚活などは、ネットで完結するようです。
費用
おおよそ、数十万です。10万~、高いところは、100万近くになる場合も。
男女同じ金額というのも、特徴です。
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もし、婚活エージェントを選ぶなら、どうやって選ぶ?
3種類の婚活エージェント
- 毎月合いそうな人紹介方式(データマッチング型)
- 自分で探す方式(検索型)
- 自分で探す方式 + お世話方式(仲介型)
毎月合いそうな人紹介方式(データマッチング型)
登録している女性と、相性や希望が一致した場合に、毎月数名、手紙だったり、メールで紹介してもらえるシステムです。
良い点
希望にあった人が毎月紹介されるので、その中から探せるというメリットがあります。紹介される人数は最低人数が設定されているので安心です。人によっては(条件によっては)、人数が少なかったり、多かったりします。
悪い点
ただ、女性が毎月少しずつ紹介されるのと、自分から探すことができないので、小出しにされている感覚もあり、ややもどかしいのが、特徴です。
時々、希望しない人も届いたりすることがあります。
会社
オーネット、ツヴァイは、この方式が中心です。
自分で探す方式(検索型)
登録している女性から顔写真やプロフィールを見て、会う申込をするタイプです。いきなり全員の女性から探すことができるので、積極的に活動する人にとっては魅力的です。
良い点
待っていれば女性の紹介が届くわけではなく、登録している会員から自由に探せるので、どんどんチャレンジできるのがメリット。顔写真や仕事、特技、兄弟構成など細かく条件を指定して探すことができます。ただ、毎月申し込める人数は限られているので注意が必要です。
悪い点
自分でとにかく探すので、探す時間がないと、会えないで時間が過ぎてしまいます。またたくさんの人数がいるので、どの人がよいか選ぶのに迷うというデメリットもあります。
申込しても、会ってもらえるかは女性次第なので、人気の女性ばかりに申し込んでいると、ほとんど会えないというデメリットもあります。
会社
ゼクシィ縁結びエージェント、エン婚活エージェント の「シンプルプラン」だと、このタイプが多いです。もっと上のプランだと、次のお世話型が付きます。
自分で探す方式 + お世話方式(仲介型)
プロのコンサルタントの方が、お世話について、婚活をどう進めていくか一緒に計画をたてて進めていく方式です。困っている時には相談に乗ってくれて、進みが良くない時には、コンサルタントから色々とアドバイスもくれたりもします。
良い点
自分で探す時間がない、そもそも女性と恋愛・結婚とか苦手という方には、プロが相談に乗ってくれるので安心です。また、コンサルタントも、何百時間のトレーニングを積んでいるので、人それぞれさまざまな悩みに答えてくれます。
悪い点
やはり、プロが付いてくれる分、少し費用が上がります。そのため、自分で積極的に活動でき、プロのアドバイスは不要という方には、「自分で探す方式」がよいかもしれません。
会社
パートナーエージェント、サンマリエ、IBJメンバーズ、ゼクシィ縁結びエージェント などです。
以上を踏まえて、
- 毎月合いそうな人紹介方式(データマッチング型)
→ オーネット、ツヴァイ - 自分で探す方式(検索型)
→ ゼクシィ縁結びエージェント、エン婚活エージェント - 自分で探す方式 + お世話方式(仲介型)
→ パートナーエージェント、サンマリエ、IBJメンバーズ、ゼクシィ縁結びエージェント
といった形でしょうか。
具体的に結婚相談所はどういった違いがあるの?
といってもなかなか方式や型だけから選ぶのも難しいという場合には、それぞれの会社の特徴から結婚相談所を選ぶのもよいかもしれません。
メンバー数
会員が多いなら、IBJです。とにかく多くの人が登録しています。グループ会社のサンマリエも実は、IBJの会員からも探すことができるので、サンマリエも同じくお勧めです。
コスト
費用を抑えるなら、エン婚活、ゼクシィの2つは外せません。しっかりしたサポートもあり、新興のエージェントということで、価格が低く設定されています。
成婚率
成婚率が高いところでPDCAを回すなら、成婚率で王者の「パートナーエージェント」です。より本気度の高い人は、成婚率にこだわる会社が良いもしれません。
年齢が低い
20代など年齢が低い場合は、ゼクシィ縁結びエージェントがお勧めです。ゼクシィブランドもあり、20代の若い女性が登録しています。男性も20代なら相性がよいかもしれません。
年齢が高い
ちょっと年齢が上の男性なら、30代後半~50代で信頼ある老舗のサンマリエがお勧めです。幅広い年齢の会員がいらっしゃいます。
→ サンマリエ
あなたの状況に応じて、選ぶのが良いかと思います。
婚活エージェントを選ぶ時のポイントは?
まず、成婚率がどうなのか?
いくらたくさんの人が登録している相談所でも、ぶっちゃけ、結婚できないと意味がありません。そのために、「その年の平均在籍会員のうち、その年に何人結婚しているか?」つまり「成婚率」が何%なのか見る必要があります。
相談所のエージェントが、計画を立てて対応してくれるか?
登録したものの、コンサルタントの方が、全然対応してくれない。ということであれば、目も当てられません。
そのために、その相談所がしっかりと婚活をサポートしてくれるかが、大切です。
会社はホワイトか?会社自体の理念がしっかりしているか?
会社が、信用できなさそうな会社、隠蔽体質な会社でないかも注意が必要です。公式サイトがないような会社なら間違いなくアウトです。人生にかかわるイベントなので、売上など非公開の企業もあまり信用がおけません。
きちんと上場している企業なら安心です。
東証一部上場「IBJメンバーズ」「サンマリエ」「エン婚活エージェント」、東証二部上場「ゼクシィ縁結びエージェント」、東証マザーズ上場「パートナーエージェント」などは安心です。
パートナーエージェントの社長は、元々結婚相談所で働いていて、結婚相談業界の全体にあったサービスや商慣習のおかしなところを正したいと思ったことから、起業を志したそうです。目指すは、成婚率 33%とのこと。
コンサルタントのスキルは本物か?
結婚相談所に登録して、プロの方と面談しながら、婚活を進めていても、実はその人の知識・経験があまりなければ、結果も微妙かもしれません。素晴らしい結果を手に入れるために、面談するコンサルタントも、熟練したプロである必要があります。
では、婚活エージェントに入ると、どんなサポートを受けられるのか?
実際に、パートナーエージェントに入るとどのようなサポートを受けられるのか、具体的に聞いてみました。
計画(プラン)段階
まずは、婚活の長期の計画をコンサルタントと一緒に立てます。価値観診断を行って、幸せな結婚を一緒に考えます。時間がないという方にも、本人に代わって婚活に使う効果的なプロフィールを作成します。
実行段階
続いて、9パターンから女性を紹介します(本人の検索、人を見ての紹介、AIなど)
お見合いの調整も実施します。もちろん、交際中でも、上手く進むように相談に乗ります。
評価・見直し段階
もし、上手く進まないようなら、個人個人にあったアドバイスを実施します。定期的な面談から改善点を発見します。女性からのお断りなどは、フィードバックして今後に活かします。
改善段階
婚活の計画を見直します。苦手なポイントや、ミスマッチがあるところについては、場合によっては、自分磨きのオプションもあります。その他、会話シミュレーションなども実施します。
パートナーエージェントは、特にここを重視しているそうです。
まとめ
今回、最近の婚活ってどうなのか、婚活エージェントのマネージャーに聞いてきた結果、色々な事を聞くことができました。
恋人探しなら「婚活のプロ!に」という見方は間違ってなかったと思います。まとめると次の点がポイントです。
この記事のポイント
- 婚活市場では、婚活サービスで結婚する人が増えている。
- 未婚男女は増加、結婚を希望する人も多い中、生涯未婚率は上昇。
- 婚活方法は、合コン、アプリ、パーティ、エージェントなどあり
- それぞれ良い点・悪い点があるので見極める必要あり
- 合コン、知人の紹介は、時間もお金もかかる傾向
- マッチングアプリ(婚活・恋活アプリ)は、出会えるが結婚は別。
- 婚活パーティは、出会えるがコミュニケーション力が必要。
- 婚活エージェント・結婚相談所は、少し高いが、コンサルタントがサポート。
- 結婚相談所は、3種類ある
- 具体的に結婚相談所の選び方は、メンバー数、コスト、成婚率、年齢
- 婚活エージェントを選ぶ時のポイントは、成婚率、計画性、会社、スキル
それでは、良い出会いを!
この記事で紹介したパートナーエージェントはこちら。気になった方は覗いてみてください。