婚活をはじめてみたものの、
・めっちゃタイプ!と思いきや、後日連絡なし...
・かなりの美人と会えると思いきや、当日のドタキャン...
・昨日まで付き合ったカップルのようにやりとりしていたので突然連絡返ってこず...
本当に頑張って、合コンやイベントに参加してまで、結婚する必要があるのか?ずっと独身の方が楽じゃないのか?と思いたくなる状況もあるかと思います。
積極的に活動している人ほど、婚活するとなると挫折する経験を何度も味わうことになるかと思います。
今回は、そんな恋人探し中の男性に向けた、そこまでして結婚する必要があるのか?という点について、考え方をまとめてみました。
独身の方がお金自由に使えるよね!
結婚したり、子供を持つと出費が増えたり、お小遣い制になったりお金の制限は増えてきます。一方、独身でいればずっと自分のお金を自由に使うことができます。
自由に使えれば、毎日楽しいです。好きなものを買ったり、好きなところで友達と旅行したり、ゲームや趣味にお金をつかったりと、誰かを気にすることなく楽しく過ごせます。20代、30代まではそれでよいかもしれませんが、40代、50代になってくると状況は変わります。
別にずっと独身でも何も生活に困らないし、楽しい?
独身だとお金も余裕あるし、好きなこともできるし、子供のめんどうも見なくていいし、楽ですよね。
ただ、10年、20年もすると自由もずっと自由だと慣れてくるものです。好きなものも毎日食べていると飽きてきます。
買いたいものも買ったし、趣味も楽しんだ。一方、いつの間にか周りの友達は家庭を持ち始めて、疎遠になりはじめている。誘ったものの、返事が返ってこない...。しばらく飲みの会もしていない。
家族も親せきも、出会うと結婚の話題や、親せきの子供の話ばかりで会話しずらい。会社のおせっかいな人は、結婚はいいぞという話ばかり。そもそも、将来40代でゲームをやってて楽しいのだろうか...? 50代、60代は何をしてるのか・・・?
結婚した友人は、子供のイベントやパパのつながりで色々とイベントをやっている。
こう考えると、お金だけでは、ちょっと退屈な人生が待っているかもしれません。
ポイント
自由にお金が使える ⇒ 幸せ?
幸せ=?
最も別のところに幸せがあるのかもしれません。
年齢を重ねると、厳しい風当たり
結婚式、葬式、イベントで久しぶりで親族で集まった時に、周りはみんな夫婦・子供と家族で集まっている状況の中、40歳の自分が、子供も奥さんもおらず、一人で参加したとします。なんか、考えただけでもちょっとゾッとしませんか。
風邪をひいた。めちゃくちゃ苦しい、このまま死ぬのではないだろうか...。「大丈夫、薬飲む?」「病院連れて行こうか?」「ご飯食べられる?」「寒くない?」そんな頼れる奥さんはいない。誰もいないで部屋でじっとしている。
2035年 男性の何人に1人が生涯未婚?
「未来の年表」という少子高齢社会の現実を予測した2017ヒット本があります。
アマゾンで300件以上のレビューがある話題の本です。
「未来の年表」(amazon)
※管理人写真
日本が少子高齢社会であることは、常識となっていますが、その怖さを具体的に記した本です。参照しているデータが国立社会保障・人口問題研究所の〈日本の将来推計人口〉データということもあり、信頼できる予測本です。
「これだけ最新データを駆使した本は、これが初」というコメントもありますが、この本には恐ろしい予測があります。
2035年 男性の3人に1人が生涯未婚 という「未婚大国」に日本はなる
小学校のクラスの3分の仮に36人とすると、男は半分の18人のうち、6人は生涯未婚ということです。さらに、大事なポイントは、離婚して独身ではなく、1度も結婚せずに生涯未婚という点です。
あと15年ほど先の未来は、限られた人しか結婚できていないかもしれない国になっているかもしれません。
愛する人がいる幸せ
ちょっと未来を想像してみてください。
もし、あなたに家族ができて、休日の晴れた日に家族で散歩しています。
日曜日のとある公園、天気がよく、風が心地良い。少しベンチ休むと、うたたね。
ふと目をさますと、小学生くらいの可愛いらしい女の子がこちらに向かってくる
女の子
「パパー! おきた? パパ疲れたの?」
「私ね、大きくなったらパパと結婚するの!^^」
父と娘の休日の一場面です。
お金では買えない、しあわせな世界が未来にあるかもしれません。
あなたの幸せな未来のためにも、いまは頑張り時なのかもしれません。
フランスの作家カミュの言葉に
「愛されないということは、不運であり、愛さないということは、不幸である」(フランスの作家カミュ)
という言葉があります。
なぜ、結婚するのか?という疑問に対する一つの答えになるかもしれません。
後悔しないために、「いまの年齢のあなた」が、アクティブに行動するしかありません。
死ぬ間際に父親・母親が後悔すること
終末期の患者さん達を見送ってきた緩和医療医の大津秀一先生の著書に、「死ぬときに後悔すること25」(amazon)という本があります。
たくさんの患者の最後を見送ってきた医師が「親の死ぬ間際の後悔 」について語っています。それは何かというと、「旅行すればよかった、もっと遊べばよかった」などではなく、娘・息子に関することでした。多かったのは、
親の死ぬ間際の後悔
「子供に結婚するように勧めなかったこと」
です。
そう言うのも親自身、昔は「結婚なんかしないで、うちでこのまま独身で暮らせばいい」といったが、最後を迎える今、親の後悔は「子供に結婚を勧めなかったこと」であり、愛する・愛される人のいない独身の息子・娘を残してこの世を去ることなのです。
事実として、このような後悔があるということは「結婚」に関して、親孝行としても、真剣に考えなければいけないかもしれません。
まとめ
今回、本当に頑張ってまで、結婚する必要があるのか?ずっと独身の方が楽じゃないのかという疑問についてフォーカスしました。まとめると下記のとおりです。
ポイント
- 20代、30代まではそれでよいかもしれませんが、40代、50代になってくると状況は変わります。
- 自由にお金が使える幸せよりも、高レベルの幸せが、まだ知らないところにある
- 40歳、50歳になったときに独身ですごすには厳しい世間がある
- 病気になっときに、頼れる存在は、愛する人
- 親の死ぬ間際の後悔は、独身の息子・娘に結婚を勧めなかったこと
天才と呼ばれるアインシュタインは、科学だけではなく、哲学・思想にも大きな影響を及ぼしていますが、彼がこんな言葉を残しています。
「人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ」(アインシュタイン)
尽くせる人がいるというのは、価値ある人生なのかもしれません。40歳、50歳を迎えた時に、後悔するのか、しないかは、あなた次第です。後悔しないために、「いまの年齢のあなた」が、積極的に行動するしかないのです。